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最新版プルームテック徹底解剖!電子タバコ・ベイプとの関係とは
受動喫煙防止への動きに合わせて、世間の電子タバコへの関心も高まってきています。電子タバコにもいくつかの種類があり、タバコ葉を直接味わうことができる加熱式タバコの中でも他と異なる特徴が備わっているのが「PloomTECH(プルームテック)」です。今回は、プルームテックの徹底的な解説に加えて、電子タバコVAPEとの互換性についても紹介していきます。
Contents
1.電子タバコにも種類がある?加熱式タバコとVAPEの違い
電子タバコという言葉は、アイコスやプルームテックに代表される加熱式タバコと、日本国内でも取り扱いが増えてきたVAPEの2つの総称として用いられている場合が多いです。使ったことがない人にとってはどちらも同じもののように思えることでしょう。しかし、加熱式タバコとVAPEではその構造も使われる目的も大きく異なっています。この段落では、加熱式タバコとVAPEの違いについて3つの項目にわたって解説していきます。
1-1.構造の違い
タバコ葉を燃焼させて発生した煙を吸う紙巻きタバコとは異なり、加熱式タバコでは電子回路を利用してタバコ葉を加熱し、ニコチン入りの蒸気を発生させています。バッテリーと加熱ユニットが一体になっている本体に専用のスティックやカプセルをセットして使用するというのが加熱式タバコの一般的な構造です。一方、VAPEは加熱ユニットの一部であるコイルから発熱させ、リキッドと呼ばれる香り付きの液体を気化させて蒸気を楽しむための器具です。ほとんどのVAPEは、MODと呼ばれるバッテリーユニットと、リキッドを蓄えるタンクや加熱するためのコイルなどが内蔵されたアトマイザーから構成されています。
1-2.健康面の違い
加熱式タバコとVAPEではそもそも蒸気に含まれている成分が異なっているため、健康への影響の大きさについても違いがあります。タバコ葉を電子回路で加熱してニコチンを発生させている加熱式タバコでは、タバコ葉を燃焼した際に生じるタールは蒸気にほとんど含まれていません。副流煙も発生しないので周囲への影響は比較的小さいと考えてよいでしょう。ユーザー本人についてもタールで健康を害する恐れはほとんどありませんが、ニコチン摂取による影響はあるので吸い過ぎには注意が必要です。
VAPEのリキッドの主成分は植物性グリセリンとプロピレングリコールの2つで、どちらも食品添加物などに使用されている安全性が認められた成分です。フレーバーに使用される香料も多くは食品に使用されているようなものなので、健康への影響を心配せずに楽しむことができます。また、日本国内ではニコチンが入ったリキッドの製造や販売が薬事法によって禁じられています。そのため、国内のショップで購入できるリキッドはすべてニコチンフリーであり、ニコチンを摂取することなく多種多様なフレーバーを味わうことができるのです。ちなみに、海外からの個人輸入という形であれば、月間120mlまでという制限の下でニコチン入りのリキッドを購入することが可能です。
1-3.価格面の違い
電子タバコのように日常的に楽しむ器具を継続的に使っていくうえでは価格面の違いも重要なポイントとなります。加熱式タバコの場合、本体の価格はメーカーや種類によって異なっており、アイコスであれば7980~1万980円、プルームテックは3000円、グローは3980円程度です。それぞれのたばこスティックやたばこカプセルの価格は1箱当たり460~500円程度で販売されています。500円のスティックを1日1箱消費したと仮定すると、500円×30日で1カ月のランニングコストは1万5000円です。なお、加熱式タバコはたばこ税の課税対象であり、増税に伴ってスティックやカプセルの価格は上昇していくことが予想されます。
VAPE本体の価格は種類や性能によってまちまちで、3000円から1万2000円までさまざまなデバイスが用意されています。使用するリキッドも15ml~60mlと種類も豊富で、価格は960~3500円と幅広く、自分の経済状態などに応じて適切な商品を選ぶことが大切です。一般的なリキッドの消費量は1カ月100ml程度で、この量の平均的な金額は約7000円前後であり、2~4週間ごとに交換が必要な消耗品のコイルの費用と合わせても1カ月のランニングコストは8000円以内に収まることになります。
2.プルームテックってどんなもの?
加熱式タバコの中でも、プルームテックにはアイコスやグローなどの他の製品とは違った特徴が備わっています。この段落では、プルームテックに代表されるプルーム製品の特徴や種類について紹介していきます。
2-1.特徴
プルームテックをはじめとしたプルーム製品はJT(日本たばこ産業)から発売されている加熱式タバコです。最初に販売が開始されたプルームテック最大の特徴は、30度という低温でタバコ葉を加熱することで紙巻きタバコに比べて99%のタールをカットしており、タール特有の臭いがほとんどしないということでしょう。タバコ葉を熱する温度は高ければ高いほどニコチンを強く感じるようになります。そのため、低温加熱のプルームテックは紙巻きタバコや他の加熱式タバコよりも軽い吸い心地を楽しむことができます。なお、2019年にはこれまでの加熱方法とは違う高温加熱タイプの新型プルーム『PloomS』が発売されました。
2-2.種類
2019年現在、JTからは3種類のプルーム製品が販売されています。ここからは、それぞれの機種の特徴について詳しくみていきましょう。
2-2-1.PloomTECH(プルームテック)
最初のプルーム製品であるプルームテックでは、水蒸気を発生させる過程でVAPEと同じ仕組みを採用しています。すなわち、カートリッジに入った無味無臭のリキッドを熱し、発生した水蒸気をたばこカプセルに通してニコチンを含ませているのです。たばこカプセルにはたばこ葉を細かく刻んだものが入っており、ニコチンを軽い吸い心地で楽しむことができます。バッテリーなどがすべて一体となったシンプルでスタイリッシュな設計となっており、吸うだけで自動的に電源が入るので面倒な操作も必要ありません。プルームテックは3000円で販売されています。
2-2-2.PloomTECH+(プルームテックプラス)
プルームテックプラスは2019年に発売されたモデルで、プルームテック同様の低温加熱でありながら、さらにタバコ感が味わえるようになっています。その理由は、プルームテックが30度で加熱しているのに対して、プルームテックプラスでは10度高い40度で加熱しているためです。また、たばこカプセル内のタバコ葉の量とカートリッジ内のリキッドの量を増やしたことで、臭いの少なさという低温加熱のメリットはそのままに吸いごたえが強化されています。さらに、バッテリーが大容量になっており、安全に配慮して電源ボタンが新たに搭載されています。電源を入れた後は吸うだけで自動的に蒸気が出てくるという仕組みはプルームテックと変わっていません。プルームテックプラスの価格は4980円です。
2-2-3.PloomS(プルームエス)
プルームエスは先述の2つの機種とは大きく異なっており、アイコスやグローと同じ高温加熱式を採用したモデルとなっています。高温加熱式でありながら、ニコチンが気化する下限の200度という温度設定によって紙巻きタバコに近い吸い心地と臭いの軽減を両立させているのです。スティック状のプルームテックとはデザインも違っており、手のひらサイズの本体に専用のたばこスティックを挿入して使います。プルームエスの価格は7980円です。
2-3.購入できる場所
3種類のプルーム製品はオンラインショップや専門店であればすぐに購入することができますが、コンビニなどでの販売についてはまだ地域が限られています。プルームテックは2016年から福岡市及びインターネットでのテスト販売が始まり、2018年からは順次全国に展開され、現在は全国で販売されています。プルームテックプラスは2019年4月から、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の6都府県のコンビニ及びたばこ専門店で販売が開始され、同年6月17日からは全国の店舗での販売が始まっています。プルームエスについては2019年7月から6都府県で販売開始されており、その後順次全国に展開されていくことが発表されています。
3.プルームテックはフレーバーも豊富
2019年現在、プルームテックには10種類、プルームテックプラスには4種類、プルームエスには3種類のフレーバーが用意されています。個性の異なったフレーバーがそろっており、新製品も次々に発売されているので、どれを買えばいいのか迷ってしまうという人も多いでしょう。この段落では、プルームテックのフレーバー選びの参考となるような情報を紹介していきます。
3-1.種類
3機種のプルーム製品では、それぞれ互換性のない専用のたばこカプセルかたばこスティックを使うことになります。それでは、それぞれのフレーバーやその特徴についてみていきましょう。
3-1-1.プルームテック専用たばこカプセル
2019年現在、プルームテックではJTブランドのメビウスを中心とした専用カプセルが10種類販売されており、価格は一律で1箱490円です。随時新しいフレーバーが開発されたり、味の改良が行われたりしているので、常にアンテナを張って最新の情報を集めていくとよいでしょう。10銘柄のうち、メビウスのスタンダードラインが2銘柄あり、「メビウス・レギュラー」と「メビウス・メンソール」です。
続いて、メビウスのフレーバーラインからは「メビウス・ミックス・グリーンクーラー」「メビウス・レッド・クーラー」「メビウス・パープル・クーラー」「メビウス・ブラウン・アロマ」の4銘柄が発売されています。最後に、ピアニッシモから出ている4銘柄は「ピアニッシモ・ストロベリーマンゴー・ピンク・クーラー」「ピアニッシモ・パイナップル・ピーチ・イエロー・クーラー」「ピアニッシモ・アリア・メンソール」「ピアニッシモ・レモンティーゴールド・アロマ」です。
3-1-2.プルームテックプラス専用たばこカプセル
プルームテックプラスのカプセルはプルームテックよりも少なく、メビウスからレギュラーテイストが2種類、メンソールテイストが2種類で合計4種類が1箱500円で発売されています。レギュラーテイストが「メビウス・マイルド・ブレンド」と「メビウス・ロースト・ブレンド」、メンソールテイストが「メビウス・コールド・ミント」と「メビウス・クリア・ミント」です。タバコ葉の量は従来型のカプセルよりも多いため、どのフレーバーでもしっかりとした深い味わいを感じることができます。
3-1-3.プルームエス専用たばこスティック
プルームエスでは、レギュラーテイスト1種類とメンソールテイスト2種類、合計3種類のたばこスティックが1箱480円でメビウスから発売されています。たばこスティックのラインナップは「レギュラーテイスト」「メンソール」「クールエフェクト」です。プルームテックよりも加熱温度が高く、そもそもカプセルではなくスティックを使用していることで、しっかりとしたタバコ感が味わえる仕様となっています。
3-2.タイプ別おすすめフレーバー
タバコ味やメンソール味など、プルームテックではさまざまなフレーバーがそろっていますが、ここからは求めるタイプ別におすすめのフレーバーを紹介していきます。
3-2-1.タバコをしっかり味わいたい
タバコ味をしっかり味わいたい人におすすめなのが「プルームエス レギュラーテイスト」と「プルームテック メビウス・レギュラー」です。「プルームエス レギュラーテイスト」では、プルームエス独自の200度での加熱によって臭いを抑えながら紙巻きタバコに近いしっかりとした味わいを楽しむことができます。元喫煙者が初めて加熱式タバコを吸う場合でも、違和感なく移行することができるでしょう。「プルームテック メビウス・レギュラー」では、2019年2月にリニューアルされたリキッドによってタバコ特有のコクのある味が長持ちするようになりました。プルームエスに比べると吸い心地は軽いのですが、慣れてくれば反対に紙巻きタバコのほうを煙たいと感じるようになります。ちなみに、VAPE STUDIOで販売中の「iBuddy Me」はプルームエス用のたばこスティックが吸えるデバイスとして人気を集めています。
3-2-2.すっきりしたい
すっきりとした吸い心地を求める人には、まず「プルームテック メビウス・メンソール」をおすすめします。これは、プルームテック特有の鼻に抜けるような吸い心地にミントの香りがぴったりとマッチした爽やかなフレーバーです。タバコ感があまり強くないため、適度にニコチンを摂取しながらメンソールを味わいたい人にも向いています。とにかくすっきりと吸いたい人におすすめなのが、吸った後に強めの冷たさが感じられる「プルームテックプラス メビウス・コールド・ミント」です。プルームテックプラスの30度という低温加熱も作用して、さらにひやりとした清涼感を楽しむことができます。
3-2-3.フルーツを美味しく味わいたい
「プルームテック ピアニッシモ・ストロベリーマンゴー・ピンク・クーラー」は女性にも人気の高いピアニッシモのフレーバーです。果実のようなしっかりとした甘味がありながら、メンソール配合ですっきりとした後味が特徴となっています。和梨と洋梨の香りをミックスし、100%の天然メンソールを使用している「プルームテック メビウス・ミックス・グリーンクーラー」も甘さと爽快感が両方楽しめるフレーバーです。吸うとみずみずしい梨の香りが口の中にふわっと広がり、甘すぎないので暑い季節でも爽やかに楽しむことができます。
4.VAPEでプルームテックのたばこカプセルが楽しめる?
VAPEでプルームテックのたばこカプセルが楽しめるという話を聞いたことがある人も多いでしょう。この段落では、VAPEとたばこカプセルを併せて使う方法やそのメリットなどについて紹介していきます。
4-1.方法
プルームテックの構造はもともとVAPEのそれと非常に似通っています。そのため、対応しているVAPEの吸い口の部分にたばこカプセルを取り付けるためのアタッチメントを装着するだけで、すぐに楽しむことができるようになります。また、アタッチメントを付けずにそのままたばこカプセルをセットできるモデルも販売されており、各メーカーの努力によってVAPEとプルームテックの互換性はさらに高まってきているのです。
4-2.メリット
ここからは、プルームテックの専用機を使わずにVAPEでたばこカプセルを楽しむことのメリットについて解説していきます。
4-2-1.煙の量や味の濃さを調整できる
VAPE本体には、発生させる蒸気の量や味の濃さを自分で調整できる機能が搭載されているものが数多くあります。一方、プルームテックでは少ない量の蒸気しか発生させることはできません。そのため、VAPEを利用することで自分好みの蒸気の量でたばこカプセルを楽しめるようになるのです。また、アトマイザー内部に取り込む空気の量を変える、加熱するコイルの種類を変えるなどの工夫によって味を自分好みに調整することもできます。注意点として、たばこカプセルはもともと低温加熱用に作られているのでVAPEの設定を高温にするとカプセルそのものが溶けてしまう恐れがあります。VAPEでたばこカプセルを使用する際は出力の低いデバイスや温度が調節できるデバイスなどを使うようにしましょう。
4-2-2.気分によってノンニコチンも楽しめる
国内で流通しているVAPEのリキッドはすべてニコチンフリーです。VAPEであれば、その日の気分によってたばこカプセルを使用せずにノンニコチンで蒸気を味わうという選択肢も生まれます。必ずしもニコチンを摂取する必要がないため、徐々にニコチンの量を減らしていく減煙や禁煙を目的とした使用にもおすすめです。
4-2-3.好きな味のリキッドを使用できる
プルームテックのたばこカプセルを買ったときに付いてくるカートリッジ内のリキッドは無味無臭です。そのため、同じフレーバーのたばこカプセルを使っている限り味に変化をつけることはできません。一方、VAPEの場合は国内外のリキッドを合わせれば数えきれないほどの種類のフレーバーがあり、自分好みのリキッドとたばこカプセルを組み合わせることができます。つまり、選択肢の幅が広くなって、より多彩な楽しみ方ができるようになるということです。
5.プルームテックが使えるおすすめのVAPE
「COOL BLACK スターターキット」はカートリッジ型のVAPEで、4種類のフレーバーが選べる専用カートリッジを取り付けるだけで使用可能です。パフボタンを押す必要がなく、プルームテックと同じように吸えば水蒸気が発生する構造になっています。アタッチメントなしでたばこカプセルを直接吸い口にセットできるので、気軽にニコチンの有無を切り替えながらVAPEを楽しむことができるでしょう。プルームテックではもの足りないと感じる人でも満足のいく、のどにガツンとくる強烈な刺激がこの「COOL BLACK」最大の特徴といえます。
6.VAPEの購入ならVAPE STUDIOへ
VAPEの本体は海外製のものがほとんどで粗悪品も多く出回っています。値段の安さだけで商品を選ぶと偽物や危険な商品をつかまされてしまう恐れもあるため、信頼できるメーカーの正規品を取り扱っている店舗で製品を購入することが大切です。安心してVAPEを購入したいのであればVAPE STUDIOの利用をおすすめします。VAPE STUDIOでは、外部評価機関による検査に合格した高品質の商品のみを取り扱っています。
電子タバコVAPEでプルームテックを味わおう
加熱式タバコの中でも、プルームテックは独自の低温加熱によって臭いを極力抑えながらタバコ葉の香りを楽しむことができるデバイスです。プルームテックのたばこカプセルをより気軽かつ便利に楽しむためには、構造がよく似ているVAPEとの併用がおすすめです。VAPEを利用したたばこカプセルの楽しみ方を知って、電子タバコをさらに自由に使いこなしていきましょう。
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